30分後には、ほとんど人が居なくなっていて、私たちを含めて6人しかいない。


「明美の家もうすぐだね」


「本当だ!あ、明日から楽しみ」


バスが止まって、明美は軽い足踏みでバスを降りた。


それから、次々と降りていき、


気づいたら、私と一人の男の子だけだった。


気まずい…