未完成な小説たち。



「ねー、如月君!」


休み時間になると女子達は目の色を変えてこっちにくる。



「どんな魔法使えるの?」


どんな魔法、か・・・



「秘密」


「じゃぁー、どこ中出身?」


「弥生中。」

俺がそういうと周りは静かになった。


男子は「ほら」という顔をしている。


女子は想像と違ったのか、どこかへ行った。



俺はモテたいからこの高校へ入ったわけではない。


真実を変えるため。


間違いなのに正解だと思っている奴らを変えるため。