未完成な小説たち。



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「ねぇー、悠ちゃんちょっと良い?」


私が伸と話していると、机に顎をのせて上目遣いで話してくるまこ。


まこは、手でこっちに来てと合図する。


廊下へ来いってことだね…

「どうしたの?」


「僕ね、悠ちゃんに紹介したい人達いるんだ。」



「紹介?」


「うん!悠ちゃんは面白いからね!」



面白いから?


「とりあえず、こっち来てー!」


「あ、うん」


私はまこについて行った。