「いちごちゃん。おはよう」
ニコッと笑うと、教室が黄色い歓声で一杯に。
「先輩、どうしたんですか?」
「二つ用があって来たんだけど、まず一つは…はい、これ」
先輩の手には、私の大事なキーホルダー。
「昨日から探してたんです!ありがとうございます!」
「いえいえ、もう一つは…」
先輩が手で「こっち来て」としたので、行くと耳元で
「いちごちゃんに会いたいなーと思って」
と言って来た。
「じゃ、またね。いちごちゃん」
「あ、はい!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…