未完成な小説たち。



決めた。


「…ありがとっ!」


私は、今日から汐田君と関わりますっ!


汐田君ってよく見ると、かっこいい?

長い前髪と、ダサい眼鏡だけど、肌も綺麗だし、横から見る目も綺麗。

「…何?」


「え、ううん。なんでもないよ!」


理科室にノートを置いて、急ぎ足で帰って行った。

そんなに忙しいなら、手伝わなくても…


でも、ありがと。