フルートが最初の旋律を優美に歌いあげた。 その後、俺たちもフルートに続いた。 ゆったりと流れるメロディー。 桐谷先輩の髪が視界に入り、俺の心はふと揺れた。 そんな俺を戒めるように、次の瞬間指揮棒は真っ直ぐに振り下ろされた。