起きてからもだらだらと過ごした。
寝過ぎてお腹が気持ち悪い。
寝転がりながら携帯を弄っていた俺は、ふと時間を見る。
15:56
なんて中途半端な。
それでも塾のバイトがあるので着替える。
さっきまでだらだらしていた自分の顔は相当不細工だった。
だがどうだろう。
今、鏡に映っている俺は超絶イケメンです。
嘘です。
自転車の鍵と家の鍵と鞄を持つ。
靴を入って玄関のドアノブを回す。
外へ出ると、もわっとした空気が体を包み込む。
鍵穴に鍵を差し込んで、ドアが開かないことを確認すると、一歩踏み出して歩いた。
自転車置き場に着き、次は自転車の鍵を差し込む。
カチャンっと鍵でロック解除された。
自転車のサドルに跨り、漕ぐ。
最初は少しよろついて格好悪かったけど、なんとかバランスをとった。

