「 さて、と 」
生徒の記録も全て記入し終えた俺は、塾講師専用の部屋へ向かった。
この部屋、結構狭いんだよな。
ぎゅうぎゅう詰めって程ではないんだけど、なんだか暑苦しい。
帰る支度をし終えてドアを開ける。
「 ふー 」
少し寒いくらいに効いているエアコンの風が肌にぶつかる。
あぁ、いいわ。
いいね、この感じ。
暑いとこから出たときの涼しい感じ。
「 お疲れ様でした 」
教室長に声を掛け、建物から出た。
外に出ると、さっきの部屋のような暑さがまたやって来た。
エアコンって最高だな、と思いながら携帯を取り出した。

