優ちゃんは鞄にテキストをしまい始めた。 俺はそれを数秒眺めてから紙に目を移す。 そして授業が終わる合図。 「 きりーつ 」 ガラガラと椅子のキャスターの音が聞こえる。 「 これで6講目の授業を終わります 」 開始のときと同じようにパラパラと「有難うございました」の声が聞こえ、また皆が座った。 優ちゃんも一旦座って、鞄を持ち、また立ち上がった。 「 あーちょっと待って 」 はい、まだ書き終えてません。