教えればすぐ理解してくれる。
しかし、この問題を忘れかけた頃に解けるかどうかが肝心なんだけど。
授業が終わる5分前。
「 よし、宿題出す 」
宿題という言葉に反応してこっちを見てくる。
「 どーしよっかなあ。
このページとこのページやってこようか 」
初めてだから少なめで。
「 出来る? 」
優ちゃんは頷いた。
俺は優ちゃんに渡す紙に今日のポイントなどを書く。
「 あ、まだちょっと時間あるし、宿題やっててもいいよ。帰る用意してもいいけど 」
優ちゃんは、時計を見た。
「 あと2分だけどね 」
俺は言葉を付け足す。
優ちゃんは、俺の言葉でどうするか決めたみたいだ。

