「ただいま〜」
いつも通りに家に帰り、靴を脱ぐ
すると…
「頼んでたもの買ってきたわよ?」
といい、私に袋をわたした
中身を見てみると…
違う
ボールペンを買ってくるよう頼んだのにシャーペンを買ってきた
イライラした
今日の学校の帰りの出来事もあり、すごくイライラした
「ボールペンって言ったんだけど。」
私はちょっとキレ気味に言う
「あら?違かった?ごめ〜ん」
いつも通りの口調で言うお母さん
「どうするの?返品してきてくれるの?ママが。どうせ、買い替えに行くの真輝だよね?」
「…どうしたの、真輝?」
「なんでもない…」
"全部はあの放課後のせいなんだ…ママ、わかって"
わたしはそう思いながら家を出た
歩いてる途中に、未来にあった。私の1番の親友だ。そして今日あったことを何もかも全部話した
未来は私のどんな話も聞いてくれるし相談ものってくれる
最高の親友だ
そして未来には彼氏がいる
だから、私は未来のノロケを聞くかわりにこうして私の話を聞いてもらってるのだ
そうこう話しているうちに暗くなってきた
だから私はボールペンを買うのを諦めて未来と途中まで帰り、バイバイした
…ガチャ
「ただいま…」
小さな声で言った
ママとちょっと気まずかったからだ
でもママは普通だった
あんなに当たってしまったのに…
謝らなきゃ
「ママ…ごめんね」
私は料理してるママに向かって言った
すると、ママは手を止めこっちを向いて言った
「学校で何かあったんでしょ?わかってるわ、大丈夫よ。何かあったらママに相談してもいいんだからね?」
嬉しかった。でも…
「うん、ありがとう。大丈夫…」
そう言って私は部屋に戻った