大雨の日の午後

一人ぼっちの暗い部屋

雨の音を聞きながら

あなたの帰りを待つ

寂しいのかつまらないのか

わからないままついたため息

雨の音にかき消されて

きっと誰にも聞こえない

ベットの上でボンヤリしながら

何気無く送ったメール

「返信がきたらカサをさして
外で待っていようかな」

あなたの「ただいま」

私の「おかえり」

どこかすれ違っていて

何かが噛み合っていないような

そんな虚しさを残して

溶けてく2人の会話

いつの間にかできてしまった

2人の距離

温めるものを探して…