〜ちょっとちょっと!〜
んで、なんであたしはここにいるの?
あたし帰るつもりだったんですけど〜⁈‼︎?
「ねぇ?あなた何者?」
「えっーと何者と言われても…」
なぜこんな事になってしまったというと
昨日の事…
あたしが席に着いたら
「よーいしょっと」
「よいしょってばぁちゃんかよ」
ん?
この声は…
「俺様男!?」
「だから!俺様ゆーな!」
あたしの前に結城となりに俺様男斜め前に広輝がいた
そしてあたし達が喋ってるのを見ていた子が今目の前に…しかも女の子全然きずかなかった…女の子がいたなんて…なるべくだったら女の子同士仲良くなりたいけど…あたしこうゆうタイプたぶん無理だな
「んで、何者?
なに風竜と仲良くしちゃってんの?あたしも正体ばらすからあんたも話して」
うわー、上から目線ー、俺こうゆうのきらいなんだけど…
「あたしは風竜の姫、肩凪 由紀〈カタナギ ユキ〉あんたは?」
「無理、言えない」
「なんで?」
「秘密だから」
「は?なんで?」
「だから…」
「そいつは風竜の総長の蝶竜だ」
おい!俺様男!俺の言葉被せたな!あ?
「え?だって風竜の総長は結城君じゃないの?」
「こいつは全然風竜に来てなくて皆に忘れてたらしい、しかも広輝も結城と戦ったらこいつが勝ったしな」
その姫とやらはビックリしてた
そんなにビックリする事なのか?
っていうか!
おい!けっこー酷いこというな!
「ふーん?」
なーんか、この女ひっかがる
いーや、あとで俺様男にきいてみよ
んでその姫とやらはどっかいっちゃった
おいおい、姫さんよぉ、勝手すぎねぇーか?
「おい!俺様男!さっきの女は誰だ!」
「だーかーらー!もういいや…
あいつは風竜の姫、肩凪ゆ…」
「俺は許可してねぇーよ?勝手に決めてんじゃねぇーよ」
「しょうがなかっただろ?お前がいなかったんだしよぉー」
「でも説明はできねぇーけど…
あの…酷いこと言うけどいいか?」
「あぁ、なんでもいい、言え」
ほんっとに俺様!
「あの女なんかかくしてる、まだなんともいえねぇーけど顔目当てっぽい」
「ふぅーん?なんで?」
「そんな事わかるわけねぇーだろ?
天才でもあるまいし…その…なんつーの?総長の勘だよ、勘!」
「ぁんだよ、それ…」
「まぁとにかく俺は認めねぇーかんな」
「わかった、俺も調べとくわ」
「よろしくさん」
こー、話してるとフツーだなしかもいい奴っぽい、いいや秦ってよぼっ
「あぁ」
「じゃっ、また明日ね!秦!」
「ん、あー、んあぁ!」
なんだそのあいまいな答えは…
まぁいいや
あたしは今度こそ家に帰った

Side秦
「じゃっ、また明日ね!秦!」
彩が俺の事名前で読んだ…
なんだこのドキドキ感は…
なんかすっげぇーうれし///
さっきは俺様男とか言ってたのに…
急にどうしたんだ?まぁ俺様は嫌だったし…もしかして彩に恋したとかねぇーよな?だって俺は恋なんてもんしちゃダメなんだ…絶対にな…
Side秦終わり