〜おいおい!困るんですけど⁈〜
みなさーん、こんにちは〜!
桐谷 彩〈キリタニ アヤ〉でーす‼︎
高2でっす!
〜♪〜♪〜♪〜
ん?
お母さん?
なんだって?
今すぐ?パパの?部屋に?来て?だって?
えーめんどくさ
なんなのさ?
はぁ…ほんっと自分勝手だよね…
まぁ、行かないとめんどくさくなるから早く行こ
ガチャッ
「ぐはっ!」
ムカッ
「だーかーらー!
いっっっっつも抱きつくなって言ってんでしょ!あ゛ぁ?」
「しゅ、しゅみません」
これ、あたしのお父さん…
ほんっとマジで…はぁ…言葉も出てこないわ…
「もう、お父さんもやめなって…」
「僕も彩姉に抱きつきたいのにぃ〜
お父さんだけずるいよぉ〜」
え?だれ?って思った方!
注意してくれたのがあたしのおにぃちゃんです!なずけて蓮兄!
名前は桐谷 蓮〈キリタニ レン〉です!
ちょーかっこいいの!イケメン!美少年!んで、一個上!
んで、次に弟!お父さんに似ちゃったのかね?同じ事を言ってるし…
まぁいいや、名前は桐谷 裕〈キリタニ ユウ〉ん、まぁ〜かっこいいちゃかっこいいのかな?どっちかというと可愛い感じ、んで、一個下の弟ちゃん、ちょっとお父さんに似ちゃったのが残念…うちの親は美男美女だからね〜まぁ私は可愛くないけどね…もっと可愛い子になりたかったな〜(無人格です、本当ゎむかつくぐらいかっこ良くて可愛いです!男子にも女子にももてます!)
まぁ自己紹介はこのぐらいにして!
「んで、何?早く学校に行きたいんだけど」
「みんなには転校してもらうね☆」
は?
いやいや、☆つけてんじゃねぇーよ
意味わかんないし
「やだ」
「俺はどっちでもいいよ?」
「僕もいいよ〜☆」
やだ
「やだやだやだやだやだ」
ん?
でもどこに転校するんだろ?
「ん〜
まぁ、彩のことは置いといて」
置いとくんかい!可愛い娘を〈可愛くないけど〉置いとくのか!この親は!
「転校する場所は不良校ね☆」
は?
じゃあなおさら
「やだ!」
「俺はどっちでもいいよ〜」
「僕もいいよ〜」
「やだやだやだやだやだぁ〜!」
「いや、行ってもらいます☆」
だーかーらー!
☆つけてんじゃねぇー!
けっこームカつくんだよ!
「いや、むりだ…」
ドカッ
「親父?!」
「お父さん?!」
「こうでもしないと彩は行かないからな」
「いや、でも…」
「それはねぇーっしょ?」
「あるの!」
「もう、いいからいいから!あんたらはよおゆき!」
「おゆきって…」
「はいはーい」

数分後-
「ん、ふ、ふぁ〜ん?
ここどこ?」
「お、やっと起きたか」
お父さんの顔が目の前にあった
ち、近っ
ゴンッ!
「い、いったぁー」
よし、頭突きしてやったぜ
「なんちゃーって
こんなのいたくないよー
ほらほら逃げない逃げないー」
いやいや、誘拐犯みたいになってるから
しかも、笑ってるけど目が笑ってないし
怖い怖い!
「んで、何?
んで、ここどこ?
なんで、あたしを殴ったの?
蓮兄達はどこに行ったの?
転校しなくていいの?
なんでお父さんがいるの?
お母さんはどこに行ったの?
聞きたいこといっぱいあるんだけど」
「まぁまぁ、落ち着いて落ち着いて
そんなアピールされても困る///」
こ、こいつ!わざとやってんのかこら!あ?何てれてんだよ!彼氏でもねぇーくせに!しかもアピールじゃなくて聞いてんの!こいつ許すまじ、あとでぶっ殺す
「彩、殺気しまって、怖い」
おめぇーのせいだっつーの!
「んで、何さ?」
「だから、転校してもらうの!
彩には!」
「だから!なんで不良校なの?!
怖いから嫌なんだけど…」
「なぁーに怖いとか言ってんの
元族に入ってたでしょ?今もだけどさ!
彩なら大丈夫!
そんな殺気出せれば!」
それ、どーゆう意味だよ、あ?
「あ、彩だから殺気しまって…」
はぁ…もうやだ
「とにかくあたしは無理だから」
「だからね、行って?」
「やだ」
「行って!」
「やだ」
「行け」
「いやだ!」
「ほほーう、この俺に逆らうとわな、いい度胸だなぁ〜?」
「殺気出しても無理だから」
「ふーん、まだ行かないのか、じゃあしょうがないな」
「いいよ、やってやろーじゃねぇーか」
バシッ!
パンッ!
私達家族ははなんか変わっているみたいで…
お父さんはムチ、あたしはひもって言ってもちょー太いやつ当たったら痛いやつで、お母さんがくさり、蓮兄が手錠、裕がーあー?んー?なんだっけ?まぁ裕はああ見えてちょー怖いです…だからなかなか彼氏だの、彼女だの出来ないわけですわ…
まぁでも私はいらないんだけどね…
あの事があってから…
まぁそれは置いておいて
「怪我してもしらねぇーぞ?彩?」
「上等」
ペシッ、バシッ、バンッ、ドカッ、
「はぁ、はぁ、はぁ、さすが、お父さん」
「彩もやるな
でもここから」
「あーあ
それ出しちゃうの?
じゃああたしも」
何を出すの?って思った方、ムチはひものムチになり、ひもはさらに硬くなり、ちょー太くなります。ここから見ない方がいいので飛ばします
で、1時間ぐらいやった
どっちも戦闘不能
なぜかというと…
お母さんが入ってきたから…
お母さんはこの家族の中でもたぶん1番強いと思う…本気になったら…うわぁー思い出したくない!お父さんとお母さんがやった時はお父さん瞬殺だったからな…もう、この話はやめよう…あ、あはははは
「あぁーやぁー、いい加減にしねぇーと殺すぞ!?あ゛ぁ?」
「殺せるもんなら?」
でもね?あたしはお母さんとけっこーちゃんと戦えるんだよ?あたしもけっこー強いから、さっきお父さんと戦った時あたし半分の力出してないし」
「あ゛ぁ?
やってやろーじゃねぇーか」
「あーあ、可愛い娘を殺しちゃうのか〜、しかも刑務所行きかー、かわいそうだなぁー?」
「っ」
「あれれー?
どーしたのかなー?
もうこうさーん?
おかぁーさん?」
「っ、ぅるせぇーな!」
おおー、怒っちゃった
「なーにがうるさいの?
意味わかんない」
「そっかー、バカだからわからないかー、ごめんねー、もうちょっとわかりやすい言葉が良かったよねー」
なんで、バカを強調するかな?
「あっらー、そんな子供に対してむきになるなんて、大人気ないねー?」
「ふふふっ
そうかしらー?
もうあなた子供じゃないけどねー?」
「なーに言っちゃっての?
娘の歳も忘れちゃったー?
ふけたねー?こうこうにねんせいだよ!きこえたかなー?ふけたから耳も悪くなちゃったー?」
「ふけてないしー?
まだ38だしー?」
「うわーちょーおばちゃん」
「あらら?38なんておば…」
「そこまで!」
「蓮兄!」
「蓮?!あなた私に言葉かぶせたわね?!」
「んな事どーでもいいんだよ!」
「蓮にいぃー、お母さんがいじめてくるの、助けて?」
「うん、わかってるよ」
ニッコリ笑って言ってくれた
か、かっこいい
「ありがと」
おぉぉぉぉぉしゃっ!!!
「お母さんもお母さんで大人気ないねー」
「うるさい」
「うるさくない
ちゃんと目的わかってんの?
彩を納得させるじゃねぇーの?」
「そーだけど彩が…」
「彩がじゃない
おめぇーがちゃんとしてねぇーとダメなんだよ!なぁーに大人気ない事してんだよ!あ゛ぁ?親父も親父だよ!何してたんだよ!ここで裕が着てたらただでじゃすませなかったぞ?わかってんのか?大人気ない大人ども!」
「うん、わかってる」
「ごめんな?」
「まぁ、俺もそこまで追い詰めたりしねぇーけどよ、お前らの子供だろ?大事にしろよ、でも次やったら覚悟しとけよ?ぜってぇーゆるさねぇーからな?」
「うん、わかったよ」
「あたし、不良校行く」
「彩…」
「なんか、蓮兄がいるんだったら大丈夫になってきた」
「彩がもし何かあった時は助けに行くから」
「うん、ありがと」
なんか、蓮兄が恋人みたいになってるよ〜?まぁこんなカッコイイ彼氏がいたらいいよなぁ〜、まぁあたしには必要ないけどね☆