君に恋して




いや、気のせいだよね?



ボーッとしてるうちに先に行ってしまった遥輝を追いかけた。




追いついて、隣に並んで歩く。




「夏休み中、引かれるなよ。」



「ひっ、引かれないよ!」



いつもみたいに、意地悪を言ってくる遥輝を、睨み返す。


でもその先には、目を三日月みたいにして笑ってる遥輝がいて、なんだか目を合わせてられなくなってしまう。


なんか、今日の私おかしい…


誤魔化そうとして、話を変えようとした。




「そういえばっ、夏休みに入ったら…しばらく会えないね〜」



「えっ?!」



遥輝の反応で、はっと気づく。



私今、なんかすごい恥ずかしいこと言っちゃったかも…?