もうクラスでも公認カップルの二人。



やっぱり、お似合い…だな。うん。





あれから、大樹のことでは一度も泣いてないし。



もう大樹とも元通りの、仲のいい幼馴染に戻れてきていると思う。



私も、前に進めてるんだ。




「かーなこちゃんっ」



突然、トンっと背中を押された。



「うわっ!え?遥輝?!」



「帰ろ?」



「あ、うん。」



遥輝とは変わらず毎日一緒に帰ってる。