「可奈子。ごめんな。
俺は、さゆりの事本気だから、可奈子の気持ちに答えることはできない。」
「うん…。」
もう今までの関係ではいられないのかな。
もとには戻れないのかな…
「でも可奈子、お前は俺にとって大切な存在だよ。
恋愛感情ではないけど、なんつーか、家族みたいな。大事な存在。
それは今までも、これからも、変わらないから。
さゆりに言われたんだ。
俺がいたから今の可奈子がいて、可奈子がいたから今の俺がいるって。
本当にそうだなって思ったよ。
だから、感謝してるのはこっちもだよ。
可奈子がいてくれて、本当に良かった。」
大樹っ…
そんなこと、思ってくれてたなんて。

