君に恋して



大きく深呼吸して呼吸を整える。


大樹の目をしっかり見て、告うの…



「大樹…私、大樹の事が好き…です。」



「可奈子…」


「もーなんでかな。なんで大樹なんだろ。あははっ…っ…」


泣かないつもりだったのに、涙は勝手に溢れてくる。


「大樹には、ほんとに感謝してるんだよ。


私が一番辛かった時も、ずっとそばにいてくれて。
大樹がいたから、今、私は笑っていられるの。


大樹、今まで本当にありがとう。」


好きって気持ちは届かなくても、感謝の気持ちは受け取ってほしい。


そんな思いを込めて、精一杯の笑顔で言った。