君に恋して



嘘つくの、下手すぎ私。


嘘つくならもっとうまくつけばよかった。


これじゃあ余計さゆちゃんを心配させるだけじゃん…


でも、もうこんな思いはさせられないから

私は、この思いを断ち切るために、



大樹と関わるの、やめる。


そしたらきっと、忘れられるよね…?



「今日は、さゆちゃんと帰るから」


って言ったから、遥輝がいない帰り道。


そういえば、大樹と帰らなくなってからは遥輝と帰ってたから、

一人で帰るの久しぶり…


久々の一人下校は、ちょっと寂しくて…

何よりさゆちゃんに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。