*遥輝side* 初めて可奈子を見たのは、入学式。 可奈子とぶつかって、初めて顔を見た。 すると、小さい子が俺を見上げて、必死で謝っていた。 この子、かわいいかも…って思ってたら、返事もできずにその子は一緒にいた男の子と一緒に行ってしまった。 その時、可奈子しか眼中になくて、それが大樹だとは気づかなかった。 それから数ヶ月たって、 道路に座り込んで泣いていた可奈子を見たとき、俺がこの子を守ってやりたいって、そう本気で思ったんだ。