*さゆりside*
チュッ
私の唇に優しいキスが落ちてきた。
「さゆり、好きだよ。」
「私もっ…好きっ…」
今まで聞いたことのないような低い声で耳元でそっとささやかれた。
突然の名前呼び、突然のキス…
嬉しくて、ドキドキしすぎて、
頭が付いていかないよ…
大樹くんも私のこと好きって思ってくれてたなんて、夢みたい…
顔を上げると、大樹くんは優しくて、甘い笑顔で
「ずっと俺のそばにいて…?」
なんて言ってくるから
「大樹くんっ…
もうこれ以上、ドキドキさせないでよっ
心臓が、持たないよ…。」
「だーめ。大樹。
俺もさゆりって呼ぶから、大樹って呼んで…?」
どきんっ
大樹くん、私の話聞いてないな
って思うけど、逆らえるわけもなく…
「…大樹っ…」
呼び捨てで読ぶのは、恥ずかしいけど
やっぱり嬉しい。
私、ほんとに大樹くんの彼女になれたんだ…
*さゆりside END*

