*大樹side*
可奈子が体調悪いのに、俺に加藤のところに行けって、背中を押してくれた。
加藤の話っていうのは何かわからないけど
可奈子がせっかく背中を押してくれたんだから、
加藤の話が何であろうと、
俺は加藤に告白しようって決めた。
恐る恐る、屋上の扉を開いた。
すると、そこには肌の色は透けてしまうのではないかというほど白くて、
やっぱり綺麗な顔をした加藤が立っていた。
「あっ、大樹くん…」
少し、困ったような顔で俺を見つめる加藤
「遅くなって、ごめん。」
「可奈子…大丈夫そう?」
「うん。ただの貧血だって。」
「そっか、よかった。」
「加藤。俺も、加藤に話がある。
聞いてくれる…?」
「話…?」
「加藤からで、いいよ。」
「うん、分かった。」
すると加藤は言いにくそうに少し俯いたまま話し始めた。

