ケンカなんか、したくないのに…。
「あ、ちがっ…ごめっ…」
どうしよう、こんなこと言って、遥輝に愛想つかされちゃう…
その瞬間、腕を引かれたと思ったら、遥輝にぎゅっと抱きしめられた。
「ごめん、ごめん可奈子…そんな思いしてたなんて気づいてあげられなくてゴメンな…」
「遥輝っ、なんで謝るのっ…」
悪いのは、私なのに…
「分かって欲しい。俺が、可奈子にどれだけ本気かってこと…。」
「私…遥輝のこともっと知りたい…
教えてほしい。昔のことも、全部…。」
「うん、わかった。」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…