「はるきっ、好きっ…幸せっ…!」


苦しいけど、甘くて、幸せで…


思わず思いが口から溢れる。



「お前…まじそ~いう事言うのやめろって…なに、誘ってんの?」



「えっ?!なにが?!」



「もーいー。これ以上やったらまじ止めらんねーから、今日はここまで。」


と、態勢を直す遥輝。


「ちょっとよく分かんないんだけど…?」


「いーよ、まだ分かんなくて。」



そう言ってコップのお茶を一口飲むと、
私の耳元で

"そのうち俺が教えてやるよ"

と囁いた。



えっ何、誘ってるって…


遥輝の言った意味が分かった気がして顔が真っ赤になる私でした。