遥輝の髪が私の顔に触れて少しくすぐったい。



横を見ると、遥輝の綺麗な瞳も私の目を見ていた。


ドキン


遥輝と目が合うと、時が止まるような感覚がする。



誰もいないこの部屋で、私の心臓の音だけが響いている気がする。



「さっきしないって言ったけど…やっぱ我慢出来ない。キスしていー…?」



「うん…いいよ…嫌じゃ、ない…から…。」



そう言うと、はじめは優しく、軽いキスをしたと思ったら、どんどん激しさは増していく。



後ろにあるベットに倒されて、上から覆いかぶさるような体制になって、熱いキスは続いた。