「お邪魔しまーす」
「どうぞ!こっち!」
玄関から入って遥輝を二階の私の部屋に誘導する。
「ここ、あたしの部屋。」
「部屋は、入るの初めてだな。」
「あー、そうだね!てか遥輝がうちに入ったのはあの日だけだよね。」
「じゃあちゃんとお邪魔するのは初だな。」
「ま、とりあえず、どーぞ。」
部屋、変なもの置いてないよね?
昨日ちゃんと片付けたし!
「へぇ、女の子っぽい部屋だね。」
「えっ?そお?」
「ん?ふつーにそう思うけど?」
ふたりで部屋に入って隣同士でベットの横に座った。
遥輝の肩が私の肩に少しだけ触れててやけに緊張する。