「おっ、おかえり!お疲れ様。」
遥輝は、少し心配そうな顔をしてベットの横の椅子に腰掛けていた。
「ごめんね!待ってくれてありがとう!
明日ね、退院できるって!」
「おお!まじか!おめでとう!」
私が退院のことを告げると、自分のことのように喜んでくれた。
「うんっ!ありがとう!」
そういえば、夏休みもあと1週間ほど。
私この夏休みの間で、まだしたいことがある。
それは…
私…また遥輝とデートしたい…
図々しいお願いかもしれないけど、やっぱり言ってみなきゃ始まらないよね!
「あの、さ。退院したら、デートしたい…」
「えっ…?俺と?」
「そうに決まってるじゃん!」
すると…
「んっ!!!」
突然唇を奪われた。
ドキドキドキドキと心臓が激しく動く。
「もう!不意打ちはずるいよっ!」
顔が真っ赤になっているのが自分でも分かる。
不意打ちってやばいな…
「お前のせいだからな。」
「えっ?!意味わかんないって!」
私が顔を真っ赤にして怒ると、遥輝は私の耳元で囁いた。

