次の日。
「可奈子ちゃん!大丈夫なの?!調子はどう?」
朝、急に病室のドアが開いた。
大樹のお母さんがきてくれたみたい。
おばさんは、可愛いかんじの若いお母さん。
大樹もおばさんに似たから顔が整っているんだろうなー。
「わぁ!おばさん!もう大丈夫!来てくれてありがとうございます!」
「いいのよー。大変だったわね…いつでもうちに頼ってね。」
「うんっ!ありがとう!」
おばさんは本当にいい人で、すごく心強い。
「可奈子。はよ。」
「大樹!!…と、遥輝?!」
遥輝が大樹の後から少し緊張した様子でに病室に入ってきた。
昨日の今日だから、遥輝を見た瞬間から胸が高鳴る。
「遥輝から聞いた。良かったな。」
「へへへ、うん…」