遥輝side



大雨の中、可奈子の家に向かう。




正直雨なんて関係ない。



可奈子からは俺の突然の告白の返事がなくて、あの日我慢できなくて言ってしまったことを少し後悔していた。



いつか、しっかり話をしないといけないと思っていた。



もうすぐ夏休みも終わりになってしまうし、やっぱりなるべく早く話をしようと思ったのが、昨日。


それで今日俺は可奈子にメールをして、可奈子の家に向かっている。