君に恋して





もうすぐ夕方って頃、

ピロリン

私の携帯が鳴った。


「あ、そうだった!大樹呼んだんだ!もうすぐ来るって!!」




「えっ?!いつの間にそんな…」



「いやー、さゆちゃんがうちに来るって言ったら、会いたいっていうからさ♡呼んであげることにしたのさ〜。」



「そうなの?!も〜早く言ってよ!」



「えへへ、ごめんって!あ、ほら、音したよ?来たんじゃない?」



すると、玄関の方から大樹の声が聞こえてきた。



「可奈子ー?入るぞー」



「はいはいどーぞー!」



「うわ、ほんとに来た!!!」



「ふふふって、さゆちゃん、顔赤っ!
もーさゆちゃんほんと可愛い!」



「からかわないでよ!可奈子!」



なんて言い合ってたら、部屋の扉が開いた。