「な、なんすかそれ!」
腕に絡み付いていた女をひっぺがし、怒る俊也くん。
いつも笑顔や拗ねている姿しか見たことなかったから、怒ってるところを目の当たりにすると迫力が違う。
「今まで散々気のあるフリしといて!」
「は、はあっ!?」
「俺が猛アタックしても邪険にせずに、それっぽいオーラ出しといて!」
「なによ!」
最早あの女は入ってこれずにオロオロと、私と俊也くんを見るばかり。
「ぶっちゃけいけるかも、とか思ってたのに、男と寄り戻したとかなんなんですか!」
「知らないわよ、戻してないし!」
「昨日見たんすらからね!」
はあ!?昨日は洋二としかいてないわよ!
もしかして洋二と付き合ってるって勘違いしてんの!?
「洋二はただの友達よ!」
「ただの友達がスカート捲りますっ!?」
「あっ、あれは冗談というか、いたずらで……」
「男友達にあんなことされておいて、気にも留めてないなんてビッチですかっ」
「なっ、なっ……」
なによーーーー!
なんで私が怒られてんの!?意味わかんない!
しかもビッチって…ビッチですって!?



