明日は彩子の家ー。
俊也くんにも会えるかも……。
あのときのあれは、たまたまだったと思いたいものだ。
彼女、できてないといいけど……。
明日駄目元で、頑張って告白してみようかな。
気まずくなって彩子の家に行きづらくなると思うけど。
それでも言わずに後悔はしたくない。
昨日、洋二と話して色々思うことがあった。
洋二自身、アドバイスしたという自覚はないんだろうけど。
「……よしっ」
女の決意は固いぞ!
なんて言えばいいのかな。
今まで告白なんてしたことなかったからなあ。
他の人の意見を参考に……?
いや、でも自分の気持ちを伝えるんだから自分で考えないと……。
「うーん……」
好きです!
いや、率直すぎて恥ずい。それに年下相手に敬語もなんか。
ずっと前から好き。
いやー……ずっとっていつから?とか聞かれたら答えづらい……。私も正確には覚えてない。
ああああ、もう。
だめじゃん!
こうなったらなにも考えずに、ぶっつけ本番でいくしかないな、うん。
と、緊張しながら角を曲がった…そのとき…。
「…………え?」
ピシッと硬直して角に隠れることすらできなかった。
「俊也、くん?」
なんで……。
なんで女の子にキスしてるの…………?



