洋二の変態っぷりから避けるために少し距離をあけて歩く。
相変わらず、理沙がどうのこうのと語る洋二。
それをひとつひとつ聞きながらアドバイスをしてあげる私。
何故にリア充の恋を手助けしなければならないんだ。
「あ、私家ここだから」
「もう?はやいな」
「そうでもないけど」
「じゃあ、今日はありがとうな」
「はいはーい」
ギィと小さな門を開ける。
「特にスカートの件、さんきゅ」
「本当にお前は変態だな。そんなに私の太ももが好きなのか」
「そっちじゃねえよ!!にしても、この長さは駄目だろ...」
「............おい」
ピロっとスカートをつまむ洋二にデリカシーがないやつだなとため息。
「.....太股とか」
「洋二、理沙の太股想像してる?」
「はぁ.....」
こいつ、本当に救いようがない。
こんなやつを好きになる理沙の気持ちが知れない。
顔はいいほうだけどさ...。
「そろそろ離して。もう家に入る」
「へーい。じゃ、また明日な」
「うん」
ガチャンとドアを閉めて別れを告げた。
「え....麻里絵さん....?」
遠くで俊也くんが見ているとも知らずに。



