「お前今日なにも持ってねえのな」
「持ってくるものがない。そのカバンになにが入ってんのさ」
「理沙からもらった大事なものとか」
「死ねリア充」
他愛もない話をしながらの帰り道。
チラリと横で歩いている洋二を盗み見る。
なんで私の周りには無駄にイケメン多いかな。
しかもなんでそのイケメンに限って彼女もちなのかな。
「ていうかさ」
「うん?」
私が洋二を見ていたので、洋二がこっちを見ると目が合った。
「女子って皆そのスカート丈なの、なんで?」
じーっと私の太股あたりを見てくる洋二に軽く蹴りを入れながら「変態」と言う。
「なんでって……長いとダサいじゃん」
「でも校則違反だよな?」
「服装検査のときだけ戻すんだよ」
そんくらい当たり前じゃん。てかなにいきなり。



