走って走って、着いた先はとある広場だった。
近くにあったベンチに座り、さっきのことを思い出す。
公平さん、怒ってないかな。
私から誘ったのに出ていったなんて。
お金も払ってないや。
それよりも公平さんと祐也が知り合いだったのには驚いたな。
ははは。
はは......。
「……っ」
もう、ほんとなんなの。
1人の男に泣かされるとか、麻里絵に見られたら笑われる、絶対。
それでも止まらない涙。
女の子はフラれた時に泣いて、徐々に諦めがついていくって話を耳にしたことあったけど、あれ嘘じゃん。
最初はなんとも、少なくとも今よりかは冷静だったのに。
徐々に悲しくなる私はなに。
「……によ、祐也のっ、うぐ」
祐也のバカ、アホ、変態、浮気野郎。
「俺の、なに?」



