「へえ、高校1年生か」

「はい。公平さんは?」

「俺は3年」

「大学受験とかするんですか?」

「高卒じゃ仕事が少ないから仕方なくね....」





このイケメンさんは公平さんと言うらしく、今日はジョギングをしていたらしい。



スポーツはバスケをしているようで、またしても祐也と比べてしまう。




祐也のポジションがどこだったかよく覚えてないが。

元カノ失格か……。






「彩子ちゃん彼氏いるの?」

「いえ……最近別れたばっかりで」

「そっかあ」






公平さんはもうちょっと怖い人かと思っていたけど、そうじゃないみたいだ。



さっきから然り気無い優しさがすごい。



歩道側歩いてくれたり、荷物は重い方を持ってくれたり。



私に気を遣わせないよう、少ないほうの荷物を持たせてくれたりして。





「公平さんは彼女とかいないんですか?」

「んー、俺特定の人は作らないんだ」






……なんですと?



今聞いてはいけないようなものを聞いてしまったような。