家に帰ると、佐藤先輩からさっそくメールが来ていた。えーっと、水着を用意していて?み、水着…そんなの、あったかなぁ。

自分の部屋のクローゼットを漁る。ない、ない!何処にもない!

どうしよう、な、ない…。
私はついに新しいものを買うことに決め、ある人物へと電話を掛けた。

「もしもし、宮子!ちょっと買い物付き合って!」