次の日、友人の千華に泣きついた。 「ひどいと思わない!? どうして健気にアピールしてるのに気付いてくれないのかな!?」 「本当にもう、ほのかの事女として見てないって事だね。 もう諦めなよ。」 はぁ…とため息を吐かれる。 「…玉砕して諦めようと思ってる。」 「えー…。 気まずくなってもいいの?」 「だって…そうしないと絶対諦め付かないんだもん。」 それに、洋平さんならきっと、振られても仲良くしてくれる気がする。