「年の差を気にする発言といい、俺の事見る顔といい、顔を近づけた反応といい全部そう思うんだけど。」


「自惚れ過ぎ!
そーゆーとこ変わってない!」


ふいっと車へ歩き出したあたしを見ながら、


自惚れ、ね……

と呟いたのをあたしは知らない。