洋平さんって、やっぱり凄いと思った。
どこでも良いと言ったあたしをあんな素敵な向日葵畑に連れて行き、自分の好きな食べ物を食べさせた。
まぁ、好きな女には違うのかもしれないけど。
女が場所を決めていく違和感に、思わず彼を思い出してしまった。
店員が持って来た飲み物を飲みながら次どうしようかと悶々と考えていると、望さんがお手洗いに立った。
何か良い情報がないか雑誌を探しに立つと、
うおっ!
という声に横を見る。
見覚えのあるその顔に仰け反る。
「なんで…っ!?」
洋平さんが同じく驚いた顔であたしを見上げていた。
「俺は昼休憩だけど、お前何でこんなとこに1人でいんの?」

