あなたは私のヒーロー

いっその事、死んだ方が良いのかも知れない





今の私には何もない





生きる希望もない





だったら...





「何してんの?」





いきなり声がして、私は振り返った




そこには同じクラスの安藤奏多(アンドウ カナタ)がいた
彼は学年で一番モテる