仕方なく下がって人だかりが消えるのを待つ。 「あたし山崎くんと同じクラス!!」 「最悪〜! 山崎くん隣のクラスじゃん……」 なんて女の子たちの声もいっぱい聞こえてくる。 はぁ〜……不安になってきた。 「ほらほら、落ち込まない! 人減ってきたし見にいこ?」 慰めてくれる結奈ちゃんに頷いてクラス発表をにいく。 「あ、あたしB組だ」 「あたしは!?」 結奈ちゃんがB組。慌ててあたしも探す。 「あっ、あたしもB組!」