あたし、今絶対に顔真っ赤だ……。 赤くなった顔をみられたくなくて、悪いとは思ったけどうつむく。 「ねぇ、もし緊急の連絡とかあったらいけないからLINE交換しない?」 この言葉であたしの頭はもうめちゃくちゃ。 「は、はいっ!」 なんとか返事をしてスマホをや……じゃなくて、颯也くんに差し出す。 これが、今のあたしにできる精一杯のこと。 「勝手にしちゃって大丈夫?」 颯也くんに聞かれて大げさなくらい首を縦にふる。