「なんで、あたしが海きたいってわかったの?」 「俺、桃香の考えてることならなんでもわかるから」 信じるか? と思ったけど案外すんなり信じた桃香は驚きの表情。 さっきから「絢斗ってエスパー?」なんて言ってる。 んなワケねぇーじゃん。俺も海行きたくなっただけだしな。 「ほら、もうちょっと行ってみよーぜ」 桃香の手を引いて、砂浜の近くまで歩く。 持ってたパーカーを砂の上にしいて桃香を座らせる。