「いないなら推薦でもいいですよ、いませんか?」 やっぱりいない……。 「はい。俺、山崎を推薦しまーす」 そんな時、横にいた橋本……じゃない、千秋くんが言った。 山崎って……山崎 颯也くん!? え、同じ委員会なの!? あたしが探す間もなく、彼……山崎くんの声がした。 「え、俺……? 千秋やりなよ。俺こういうの苦手だし……」 声の主はやっぱり山崎くん。千秋って呼んでるってことは仲いいのかな?