そう考えたら一気に不安になってきた。



もし、本当に事故だったらどうしよう……っ。



ちょっと、LINEいれてみようかな……。



そう思い、LINEのアイコンをタッチしたときだった。



「桃香ぁーっ! 遅れてごめん!」



ハァ、ハァ、苦しそうに息をする結奈ちゃんが現れた。



「なんだ、よかった……事故じゃなかった…」



膝に手をついて呼吸を整えようとしてる結奈ちゃんは、あたしを不思議そうな顔でみる。