なんだ、結婚してるんだ。 あれ? でも、あたし……なんで安心してるんだろう。 別に、あの先生が夏川先生のこと好きでもあたしには、関係ない……し。 「藍沢B組のほう戻るぞ〜」 その声にハッと我に返り、夏川先生のほうを向く。 「藍沢? 具合い悪いのか?」 「だ、大丈夫ですっ」 夏川先生は「ほんとか?」と何度も確かめてもあたしがずっと首を縦にふるから 「なら、いいけど」と言って歩き始めた。