だって、ほんとにもう、話が長すぎる……。 周りの子なんてほとんど寝てるし。 あたしも寝ちゃおうかな〜、なんて思いながら目をつぶった。 ─────── 「キャーッ!!」 ビクッ…! どれくらいたったか分からないけど、女の子の叫び声で目が覚めた。 目をパチクリさせてると、隣の子が叫び声の理由を教えてくれた。 「今、山崎くんが代表の挨拶してるの」 ……なるほど。あたしもみなきゃじゃん!