「いらっしゃいませぇ!」





店員さんが席を案内してくれる。


あたしと水城君は向かい合って座る。





「水城君はなんのクレープにする?」


「俺はチョコバナナクレープがいいですね。俺はチョコレート大好きなんですよ。」


「じゃあバレンタインデーが待ち遠しいね」


「ホワイトデーのお返し大変ですけどね」





少し苦笑いで告げる水城君。





「そっかぁ。水城君かっこいいもんね…」