水城君、こんなキャラだったっけ。 な、なんか…意地悪?ほんのすこしの時間しか一緒にいないし…気のせいかな…。 気のせいだよね、と自分に言い聞かせて、旭川君をariceのあるところに案内する。 「ここの角を曲がると…。そう、ここだよ!ここのカフェ!」 「いい感じなお店ですね。」 ピンクとブラウンを基調とした甘すぎない、かわいいお店もariceの人気のひとつなんだよね。 ちりんちりん…。 鈴の音が鳴り響く。